「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」という怪我をして、3週間が経とうとしています。
現在もギプスによる治療は継続しているものの、新しい膝要装具器具を購入し、リハビリも始まるようです。
もしも今お読みになられている方が、現在膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)の怪我を負っているのなら、このわたしの経験がお役に立てたらと思ってお話させていただきます。
【経過記録】膝蓋骨脱臼による症状や診察の3週間まとめ
ざっくりですが、【経過記録】膝蓋骨脱臼の3週間を膝にどんな違和感があったのか?どう変化しているか?記録してます。ご紹介いたします。
日付 | 痛み | 様子 | 装着装具 |
怪我当日 | ● | 激痛で、すぐに膝が抜けてしまうため、完全固定。腫れもあり。整形外科にてレントゲン検査を受け、骨の異常はないことを確認。ギプスで固めること、松葉杖を使うことを打診受ける。湿布と痛み止めの処方を受ける。ケガの初期は、湿布より可能な限りアイシングで冷やす方が有効であることをおすすめ受ける。 | ギプス/松葉杖 |
怪我2日目 | ● | 整形外科にてMRIとCTの検査を受け、靱帯の断裂や骨や軟骨破片で周りに異常が無いことを確認。(→ある場合は手術)膝の腫れがひどいため、膝から血を抜く処置を受ける。完全固定で、お風呂は×軽くシャワーのみ。常に膝を伸ばした状態で固めておくことで安静治療。痛み止め服用。全治3ヶ月、松葉杖は1ヶ月必要なので仕事も休職の診断を受ける。車の運転も1ヶ月以上は不可。 | ギプス/松葉杖 |
怪我4日目 | ● | 整形外科にて、診察の日。毎日足を伸ばした状態で過ごしているので、怪我をかばって他の部分に筋肉のこわばりを感じる。関節が柔らかいため、多方向から膝が抜ける感覚があるので、ギプス的装具をよりしっかり固定することを指導してもらう。この頃は痛み止めは必須ではなく、痛みを感じたら飲むようにする。お風呂×軽くシャワーのみ。シャワーの際に膝が抜ける感覚があるので、手短に温めすぎないように注意を受ける。 | ギプス/松葉杖 |
怪我10日目 | ● | 整形外科にて診察とともに、リハビリも開始する。ギプスで固定している足の浮腫がとてもひどいので、足首や足先の体操を普段から取り入れるように勧められる。今までのギプス装具をスポーツ用のギプス装具のようなものと交換する。お風呂×シャワーのみ。湿布を処方してもらう。ギプスで固定しているものの、寝返りをうつには足を持ち上げて体制を整えないといけないため、夜は睡眠不足気味。ひどい腰痛。トイレを使用する際に膝が抜けてしまう再発事例が多いので要注意とアドバイスをもらう。 | ギプス/松葉杖 |
怪我17日目 | 動かすと● | 整形外科診察にて、膝用の固定装具を購入するよう医師から告知があり、専用の方と膝に合うものを合わせる。怪我から3週間経過した頃から、少しずつ膝用装具を装着して、両足に体重をかけるように意識し始めるようにとのこと。まだ膝を曲げることは禁止。リハビリでは、膝の周りとお尻の筋肉を強化して膝が抜ける再発防止プログラムが開始される。 | ギプス/松葉杖 |
怪我21日目 | 動かすと● | 整形外科診察にて、膝用装具を装着開始。膝に痛みがあるのは、固定し続けていて膝を動かしていないせいもあるとのことで、やはりリハビリでは、膝の周りとお尻の筋肉を強化して膝が抜ける再発防止プログラムを合間をみて行うことを打診受ける。就寝時や膝の違和感がある時はスポーツ用ギプスと両用する。 | ギプス/松葉杖 |
現在3週間が経過したところで、痛いし不安だったけれど、お陰様で少しずつ回復してきています。つくづく思うのは、寝苦しい・‥。膝のお皿がずれないように、伸ばしたままの足を動かすことにすごく気を遣うので、夜は結構目が覚めるし、寝付きにくいです。
早くごろんごろんと寝返りを打って、うつぶせ寝なんかもしたいです。お風呂にもゆっくりつかりたいな。
一度脱臼すると、脱臼したその部分は抜けやすい状態になってしまうので、しっかりと固まるまでは安静に固めるのが1番です。そしてそれを守るために筋肉を維持していくことがとても重要です。
【経過記録】膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)安静治療お家での過ごし方
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)で安静治療をする際に、急に不自由なお家時間が長くなって、なかなかつらいですよね。膝蓋骨脱臼の安静治療中にお家時間を過ごしてみて、これがあったら便利だったよ!と、いうグッズをいくつかご紹介していきます。
膝蓋骨脱臼中のシャワー時に役立つサポーター
基本的にギプスを固定し続けることをお勧めしますが、それでもギプス的装具を外して、シャワーに入りたいときにはこちら固定型膝サポーター「リフリーラ」がとても役に立ちました!!
便利だなと思ったのは、シャワーに入る際ギプス的装具を外すときって不安定ですごく怖いんです。けれど、こちたのサポーター装具はイメージしているような一般的なサポーターとは違い、膝の位置も合わせやすくて、ちゃんと装着するのマジックテープをバリバリッと剥がして固定させられるので、すぐに合わせられました!!
膝のお皿を固定するのに特化した膝用サポーターなので、おそらくわたしのように膝がよわい方にぴったりなんだと思います。
また、わたしように関節が柔らかくて膝のお皿が動いてしまったり、後ろに抜けてしまうような感覚に陥る方にもとても向いているサポーター装具だなぁということを感じました。
ギプスをずっと装着していて、膝が蒸れてしまったときにも、このようなしっかりしたサポーター装具があると安静時にちょっと切り替えて過ごせたりもしてので、あるととても便利です。
2つあるとお洗濯にも便利でした!
膝蓋骨脱臼中の椅子に腰掛けているときに役立つバランスボール
まさか、膝蓋骨脱臼中にバランスボールにのってるの?と、誤解を招いてるかもしれませんが、答えは違います。ご安心ください。
バランスボールを、椅子やソファに腰掛けてる際に良い具合に膨らませた状態で足置き場として使用させてもらっていました。
本来の使い方と違って申し訳なのですが、座った状態で足の位置を少し動かそうとすると、足置き場をまず手で移動してから足を動かさないといけないのですが、円形で軽いので足の位置を少しずらすのにもいっしょに動いてくれてとても役立っています。
また、固形のものに足をずっと乗せていると、とてもしんどい!!当たっているところは、すごくヒリヒリジンジンして痛かったりするのに、バランスボールはふんわりしていて、お好みの大きさまで膨らましていればよかったので、すごく勝手が良かったです。
このお話の記事を作成している今もまさにバランスボールにお世話になっています!!固形のものよりも当たりがやさしくて大満足。早くバランスボールにのってストレッチやエクササイズができるようになりたいです!!
膝蓋骨脱臼中のお家のなかではトレッキングの登山杖を代用
膝蓋骨脱臼初期は、自宅内でも病院から拝借した松葉杖をしようしました。もちろん現在も病院の行き来や買い物、調子の悪い日は松葉杖はとても頼りになる存在です。
ですが、普段の家の中に松葉杖だとそれはとても邪魔で・‥とくにわたしは子どもたちもいるので子どもたちに引っかかってしまったり、嵩張るので松葉杖をどこにおいたか離れたところに置いてしまっていたり、実はとても煩わしくて。
けれども立ち上がって移動したりする際には、松葉杖がないと負担がかかってしますので、このトレッキングポールを利用しました!
トレッキングポールステッキ アンチショック機能付 登山杖魅力ポイント
✔アルミ製 軽量200g
✔収納時42cmになり2本セット
✔セット内容の充実
ポール2本(トレッキングキャップ2個付)+ウォーキングキャップ2個+バスケット2個+収納袋
不要なときは収納時42センチになるし、収納袋がついていてとても便利でおしゃれ。
そして今回の活用したい目的はトレッキングでもウォーキングでもなかったので、ステッキの先が3種類付属していて変えられるのはとてもありがたかったです。
これなら邪魔にならないのに安定力があって使い勝手がとても良いです!
松葉杖のかわりとしてだけ購入したのでは無く、今後松葉杖が外れて外出する際にも、ちょっとピクニックに行きたいときにも。もちろんウォーキングやトレッキングに出かけられるようになってからも。活用のシーンは幅広くて、絶対無駄にはなりませんね!
【経過記録】膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)安静治療お家での過ごし方まとめ
わたしの膝蓋骨脱臼がおこったのは、何気ない買い物のシーンでした。
平日は仕事もあるので、買い物は、なるべく週末にまとまって済ます生活をしていたんです。成長期の子どもたちもいるから、必要な食材がいっぱい!!
牛乳だって週に10本は必要だし、お米も調味料も…あれこれ欲張って購入し、買い物荷物を車に詰め込んでいる時に、「パンっ」と音がして、激痛と共に動けなくなりました。膝に負担がかかり、変な態勢をとっていたため膝蓋骨脱臼が起こってしまったのです。
もしわたしのように、あなたが【経過記録】膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)のような怪我をされて、安静治療を経験されるなら、お家での過ごし方のお話の中に何かお役に立てる情報があればとっても嬉しいです。
わたしといっしょに。ぜひ早く怪我がよくなりますように・‥お大事に!
膝蓋骨脱臼中初期に記録している記事もあります▼よかったらお役立てくださいね!